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■インプレッション

1.乗車姿勢
 人間側のスペックは下記の通りですが、乗車姿勢についてはオールマイティに
対応できるバイクらしく、背が低い人も高い人も快適な姿勢で乗れるという意見を
聞いております。
 私もとっても快適。自然です。

 ・身長…174センチ
 ・体重…63キロ(細め体型)
 ・補足…手足長め
 ・体力…無し
2.エンジン
 静粛性についてはエンジンが剥き出しなので最新の原付には負けます。
チョーク引いたときのアイドリング音もなかなか迫力ある響きを体感できます。
もちろん社外マフラーに比べれば静かなのですが、正直言って住宅街で早朝に
アイドリングするのは周りの目を気にしてしまうほど。

 走り出したらライダーにも良い感じの排気音が伝わってきます。
もちろん純正なのですが、意外とキレも良いです。特筆すべきは振動ですかね。
エンジンの振動と排気音の振動が絶妙なハーモニーを奏で、走行中のライダーにも
「あっ!今、エンジン内でガソリンが燃えてる!」という感触を人間の感性そのものに
伝えてくれているような気がします。
 もちろん大排気量車の物理的なトルクとは違いますが、250ccにしては
とても軽快に回るエンジンでもあるので、軽量オンロードスポーツとして
気持ちよく走ることが可能です。
3.ライト
 僕のST250は電球を交換してあるせいか明るいです。マジで。
セカンドのジョグポシェと比べても、ガンマ君と比べても、かなり明るいです。
快適、安心です。
 ちょっとサイズがデカイという評価もありますが、個人的にはライトが小さくても
カッコイイとは思わないので今のサイズが気に入ってます。むしろ好きです。
機能美とでも言いましょうか。
 HIDとは違い温かみのある明るさで安心して地面を照らすことが出来ます。

  ↓ライトがきく見えるアングル。
4.シート
 乗り心地良すぎ。素晴らしい。少々長距離乗っても疲れません。
 実際、山形県から仙台のフェリーポートに向かう時に100キロほどと、
名古屋から自宅まで300キロほどを走りましたが、シートが原因であると
いうような疲れはあまりありませんでした。
 タンデマー用シートも厚く広いので安心して乗れるらしいです。(姉談)
5.スイッチ・メーター類

 メーターの針、大好きです!

  おもちゃっぽくてイイ。
  他はほぼ全てといっていいほど真面目に作ってあるのに、
  ここだけおもちゃっぽい。さりげない遊び心が好き。

 タコメーターは付いてません!

  でも気になるほどでもありません。
  快適な回転数は身体で感じるのです!!
  正直、回転を気にして走るのは疲れました…
 スイッチは特に気になるところはありませんでした。
 極普通のレイアウトだと思います。
 ハザードやライトスイッチは付いてませんが、右スイッチボックスの真ん中に
 何か後付けできそうなスペースはあります。

(左)Hi/Low切り替え、ウィンカー(プッシュキャンセル)、ホーン
(右)キルスイッチ/セルボタン
6.ガソリンタンク
 ガソリンキャップはキーを回して外すと、
カッポリ全部外せるタイプです。
給油するときはキャップをどこかに置かないといけません。砂など付着しないように注意!
 開け閉めは慣れれば普通に作業できます。
特別に使いにくいことは無いです。
7.走行時のインプレ
 クラッチを気持ち緩めに握り、ギヤを入れてクラッチをつなぐと
非常に軽やかに走り始めます。
 軽やかに感じるのはやはり軽量な車体が合っているのでしょう。(まんまジャン)
ギヤチェンジもとてもスムーズに変わっていきます。ギヤは5速なのですが、
やはりこの排気量では幻の6速を探してしまいます。
 また、時速70キロまでは力強いトルクを感じながら加速することが可能です。
(余裕はあまり無いです)
その後は5速を使って時速100キロでの巡航は人間が絶えられる程度の
時間でなら可能です。最高速度は時速130キロでした。

 なお、エンジンの回転も非常にスムーズで、低回転でも少々ラフな扱いをしても
ノッキングしにくいようです。もちろん極低回転にするとノッキングしますが、
以前乗っていたエストレヤと比較しても心地よい回転域まで落とすことができるようです。
 高回転においても素直に回り、ガサガサするような不愉快な振動はほとんどありません。
少なくとも私は感じ取ることは出来ません。
極限まで回しても通常であればエンジンが分解しそうなほど物凄い振動と共に
メカノイズで何も聞こえなくなりますが、ST250ではエンジンの「もう無理だよ!」
という声が聞こえるかのように大人しく限界に達します。

すいません、こんな書き方じゃよくわかりませんよね。
ただ公式ページに書いてある、「その鼓動は、心に響く」というキャッチフレーズは
音や振動だけではない、バイクからライダーへの語りかけという意味で
考えられたもののような気がします。

8.積載能力
 普通のバイクと同じく、何か積むならネットや紐、箱が必要です。当たり前。
 シート下には書類を挟むスキマ程度の部分が少し。
 荷物があるならタンデムシートに乗せるか、リヤキャリアをつけて箱を載せるか
しないとダメですね。私は箱をつけて完全実用車ルックにしたいので、
たぶん純正のリヤキャリア+GIVIボックスを装備することになりそう…。(2005.8.16実現!!)

 ただ、潜在的積載能力は高いです。タンデムシートは人間が快適に座れるように
凹面のカーブがついている上に広い
ので、パッキングを真面目にやれば
サイドバッグやタンクバッグ無しで2泊3日キャンプ程度の荷物は乗ります。

  ↓ガンガン行けます


 サイドバッグはウィンカーが邪魔してそのままでは取り付けできません。
何も装備しなければノーマルの位置が絶妙なのですが、さすがにサイドバッグを
装備してウィンカーを隠すわけにも行きませんから、サイドバッグを加工するか
ウィンカーの位置を変更するかといった2者択一の加工が必要になります。

 個人的にはバランスを重視してそのまま乗りたいのですが、やはりサイドバッグが
使えないのは不便ですのでどちらかに加工をしようかと考えております。
サイドバッグを加工してもいいのですが…
ミシンもあるし、車体の外観バランスも崩れないし…うーん。

◆上写真のリアシートにはこれだけ乗ってます。
・キャンプ道具(ストーブ、コッヘル、食材等)
・テント(2〜3人用)
・シュラフ(ダウン)
・マット
・ドカシー
・スポーツバッグ1個(着替え等の日常道具)


9.始動性
 10度以上であれば余裕でエンジンがかかります。セル&キック併用ですので
ST250が愛しくてたまらないときはキック、急ぐ時はセルで一発です。

 しかしながら10度を下回り、肌寒いなという気温になるとエンストしやすくなります。
気温2度だとチョークを引けばセル一発でエンジンはかかるものの、温まるまでは
回転を落とすとストンとエンストします。
ここは空冷シングルであれば仕方ないところではありますね。
 私はあまりバイクに詳しくは無いのですが、冷間時にどういうメカニズムで
エンストするのか気になります。

興味があるな、レベルですけど。

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